キャラの濃い常連さんにはあだ名をつけることも

メイド喫茶に足しげく通っている人にとっては、ちょっとショックかもしれない裏話になります。

メイド喫茶に通う常連さんはいろいろな人がいます。皆さん大切なお客さんには変わりありませんが、中でもかなり個性的なお客さんには…、愛着を込めた隠れたあだ名がありました。メイドさんの間でしか言われていないあだ名です。

・「アナゴさん」

もうなんとなく分かりますよね。あのアニメに出てくるあの人にそっくりなお客さんがいたのです。お店のメイドさんは満場一致で「似ている」と言っていました…。

有り難いことによく来てくれる常連さんでしたので、お店のメイドさんは全員顔を知っていました。

でも、ご本人からは若干ナルシストな雰囲気が出ていたので、残念ながら本人に直接「似てますよね」とは言えませんでした。。。

・「師匠」

そのお客さんは、まさに私たちメイドのお師匠さんでした。

その人はメイド喫茶のお客さんのなかでは珍しく、いわゆる「オカマちゃん」で、そしてアニメオタクで、鉄道オタクで…と、なかなかの濃いキャラの持ち主でした。

そして彼の何が私たちにとって師匠だったかと言うと、オカマちゃんなだけあって、メイドさんよりも高い女子力を持っていたのです。

お店によく来てくださっていた時はネイルにハマっていたようで、本当に可愛いネイルをいつもしていました。お店のメイド皆、新しいネイルを見るたびに「可愛い~!」とキャーキャー騒いでいました。

その高い女子力に敬意を表して、いつの間にかそのお客さんのあだ名は師匠になっていました…。

・MYS

やはりお客さんにはいろいろな方がいるもので、ご自身で会社を経営されている社長さんもいました。

ご本人は小さな会社だと謙遜していましたが、一国の主のようなものですから、お仕事のお話を聞いて皆「すごい」「さすが」と褒め言葉の嵐でした。

そんな中で、ひときわお喋りが上手な不動産会社の社長さんがいたのですが、プライベートではギャルゲーが大好きで、グッズなどを買いによく秋葉原に来ていたようで、そのついでにちょこちょこお店にも来てくれていました。

そして…見た目は分かりやすいほど「ヤンキー」でした。中身はとてもやさしくて面白い人なんですが、喋り方もちょっとヤンキーっぽいので、最初は「怖い人」と誤解して接客するのを怖がっていたメイドもいたほどでした…。

そんな社長さんについたあだ名が「MYS(エム・ワイ・エス)」。なぜMYSかと言うと、「元ヤン社長」の頭文字をそれぞれ取ってMYSです。

ご本人の前で冗談交じりに一度言ったことはありましたが、それ以降もいつの間にか、メイドのなかで社長さんの話題を出すときは「MYSさんがね…」となっていました。

どれも常連のお客さんへ愛着を込めたあだ名です。

ご本人に言っていたものもそうでないものもさまざまです。常連になったメイド喫茶では、あなたもメイドさんの中では面白いあだ名がついているかもしれません…。

好きなだけメイド喫茶に通えるようになりたい人以外はタップしないでください

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