こんな面白い(?)クレームがありました
メイド喫茶もお客様あっての飲食店。
お店で働いていれば、お客さんからのたくさんのご意見をいただきます。私が直接受け取ったものではなくても、店長とお話したときに「こんなお叱りがあった」というのをよく耳にしました。
また、うちのお店には、出勤したときに従業員全員が見るようにしている連絡ノートのようなものがあり、そこにもいただいたご要望やお叱りが書かれていました。
そんななかでも…いろんな意味で面白かったものをご紹介したいと思います。
「お店の皆さんが可愛いすぎてつらいです」
それはそれは…有難うございます、と思ったご意見でした。
客観的な目線で言うと、私がいたお店は特にそんなに他と比べて抜きん出るためのことをやっていなかった気がするので…そんなふうにお店のメイドさんのことを褒めてもらえるのは本当に嬉しいものでした。
このことが連絡ノートに書かれていたときは、お店のメイドさんみんなでほっこりでした。
「ラテアートのうさぎが可愛くない」
特定のメイドさんへ向けたクレームではありませんでしたが、こんなクレームがあったと知ってからはしばらく皆いつもより緊張しながらラテアートを描くようになりました…。
もちろんいつも適当に描いてたわけではありませんが、わざわざお店にお叱りを言ってくるということは、そのお客さんのラテには相当ぶさいくなうさぎちゃんが描かれていたのかもしれません…。
でも、特に私はラテアートがあまり得意じゃなかったので、絵心もありませんでしたし、しばらくは「私が描いたやつなんじゃないか」とかなり不安でした…。
「Aという客をお店はひいきしている。昔からAは私と比べて周りからちやほやされて、このままだとあいつは調子に乗ってしまうので…うんぬんかんぬん…」
とあるAさんというお客さんがいたのですが、クレームのお手紙を下さったお客さんBさんの知人(?)らしく、Aさんはどのメイド喫茶に行ってもひいきされるから悔しいという、BさんがAさんのことを恨めしく思っている愚痴がつらつらと書かれている内容でした。
しかも「Aさんをひいきしている」という、お店へのお叱りは最初の数行で、そのあとはBさんによるAさんの個人的な愚痴がほとんど。
最後のほうは、「いや、それはうちのお店とはまったく関係ないことなのでは…」という感じで、Bさんは至って真剣なのだと思いますが、ちょっと笑ってしまったクレームでした。
「メイド服は好きじゃないので、巫女服を制服にしてほしい。」
一応メイド喫茶なのでそれは無理です……。
メイド喫茶も、サービス業、飲食店の一つ。お店をやっていたら、いろいろなクレームをいただきます。
今回はそんな中でも面白かったクレームをあげてみました。ただ、さすがにどんなクレームを貰っても、メイド喫茶なのでメイド服を廃止することはないでしょう…。
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